シンゾークンのワイロテク

いちいちはあげないけど、シンゾークンの働きの原動力がワイロになっていることは確かで、それについては誰にも異論はないだろう、と思うのは私ひとりで、ほとんどの日本人は首相がワイロなんてもらっているはずはないと思うのだろうと思う。それはタナカカクエイ君がピーナッツで失敗しているのを見ているから、合法的にやっているだけであって、本質的にワイロ政治を行っていることに変わりはない。

まずある業界から上がってきた要望を叶えるために、法律を曲げ、官僚を動かし、司法までもねじ伏せて願いを叶えてあげる。それはお友達の要望を達するとか、財界の悲願だった非正規雇用の大っぴらな運用だとか、銀行が買ってくれた債券を日銀に買い取らせるとか、なんやかんや、とにかく経営者側の利点になる事ばかりをしていることからわかる。本来ならば口利きをすると個人的に謝礼が来るのだが、それは下っ端のやることで、一国のソーリともなったらそんなあからさまなやり方はしない。

たとえば銀行なら、まず自民党に貸し付けている貸し金をチャラにしたり、表立って正式に献金したりして、とりあえず党に入金する形にする。そしてシンゾークンはどうするかというと、官房機密費から流用するというわけだ。これがあらゆる経営側からの、半ば合法的ワイロの仕組みになっている。だから財界の得することばかりが決められていくわけで、本当にお先真っ暗だ。

あの人には子供がいないらしいから、自分の孫によい世の中を残そうなんて気がないのかも知れない。とりあえずお山の大将で余計なことばかり指示して、回りを混乱させるばかり。たとえば企業独自で保育施設を作るなんて言い出したばっかりに問題噴出、沖縄では本来自治体に行くべき予算を、自民党に協力的な市町村にダイレクトに配分するなんて言い出す始末で、本当にやりたい放題だが、なぜそんなに放埒三昧なのかは、私みたいに反対意見を述べる人が少ないから。

アベシンゾークンは歴代でも最悪の首相であり、日本を暗黒時代へと突き落とすといっても過言ではない。直ちに誰かに変わって欲しいけど、変わりがパッとしないことも確かで、それでもアメリカ大統領の子分でなくなるだけでもましかも知れない。「内弁慶晋三、米(べい)でいいなり」