心配になりませんか

個人攻撃みたいにソーリを非難しているけれど、それもこれもあの人に日本をまかせておいたら危ないという本能めいた気持ちがあるから。

お友達を税金で優遇しようと、奥さんを名誉校長にしたり、それらを糊塗するためについた嘘で、官僚を巻き込んで大嘘国家にしたりも大きな罪ですが、それよりも心配なのは経済的なこと。

あの人は経済は素人だから、平気で借金してるけど、あと5年、10年先を考えたら薄ら寒くなるのは私だけじゃないでしょう。まず借金が返せないまでに増えれば一気に信用を失って、世界中が保有している日本の国債が売りに出される、日銀が日銀券を増刷して買い支える、お金の価値がなくなってインフレになる。年収が少ない人から破産して社会的費用が莫大なものになって更に借金を重ね、最後には国際通貨基金あたりの介入を受ける羽目になって、ものすごい緊縮財政を強いられて、日本国そのものがものすごい貧乏国になる。

こんな風に貧乏国に落ちるのがわかっているのだから、今のうちにみんなで少しだけ我慢をして、とにかく借金(国民みんなの借金だなんてほざいているけど、政府自民党の借金なのだ)をなくして、健全な財政基盤を作らないと、本当に日本は駄目になるよ。私なんかはもう歳だから、どうでもいいけど、子供や孫の世代がめちゃくちゃになるくらいならまだしも、暮らしが立ちゆかなることが目に見えている。

それにしても財政健全化の道半ばにして、小渕恵三が首相になったのが間違いの始まりだったね。順調に借金を減らしていたのに、あの人が有頂天になって2000円札なんぞ作ったものだから、官僚がばかばかしくなってもう健全財政なんて言い出さなくなってしまったのだから、困ったものだ。ここはひとつ、麻生なんて世間知らずのお坊ちゃんではなく、本当に財政のわかる人に経済を運営してもらいたいものだ。